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何事にもメリットはある!?

 投稿者:高辻清長  投稿日:2017年 6月23日(金)11時42分11秒
返信・引用
  先ずは、佐々木氏の痛々しい小指ちゃんにお見舞い申し上げます。思わぬ災難でしたね。四種類の薬で早く完治されることを祈っています。昔、伊東ゆかりの「あなたが噛んだ 小指が痛い♪」というちょっと色っぽい歌が流行りましたが、「ムカデが咬んだ 小指が痛い」では歌の文句にもならないし、色気もそっけもないですね。(ムカデは噛むのではなく、咬むのです。)

ところで、タイプの打ち方(打法??---正式には打鍵法でしょうが)ですが、佐々木氏のように小指を使う打ち方が「正統打法」で、ほぼ人差し指と中指(たまに薬指)だけで打つ上野氏の打ち方は、ちょっと気を遣って言えば「超個性派打法」、、、はっきり言わせてもらえば「変則打法」ということだと思います。

学生時代、下城先輩は実家にあったレミントン社製のタイプライターを下宿で使ったそうで、上野氏はスウェーデン製のFacit社のしゃれたタイプライターを使っていたとのことでしたが、私は、確か大学に入りたての頃だったと思いますが、最初に購入したのは日本製のブラザーのタイプライターでした。キーが重くて、バッシャン、バッシャンと打つのに力が要るものでスマートなものではありませんでした。しかし、ブラザー社は購入顧客へのサービスとして「初心者向けタイピング教室」を無料で開催してくれ、私はタイプライターを購入してすぐに銀座(だったか日本橋だったか?)の「ブラザー タイプ教室」に3日間ほど通ったのを覚えています。全くタイプライターを触る前でしたので、基本中の基本から手ほどきを受けました。

一番最初は、キーボードの上に置く10本の指の位置(いわゆるホームポジション)を教えてくれ、左手の人差し指はF、中指はD、薬指はS、そして小指はAの上に置くことを教わりました。そして、右手の人差し指はJ、中指はK、薬指はL、小指はLの右横にある変なキー?に置くことを習いました。専門のインストラクターがいて、ドリル帳のようなものを渡され、そのドリル帳の最初のページには、上記のホームポジションの説明があり、その次のページは、左手の人差し指の動かし方、すなわち、F, G を繰り返したりF, T F,Tを繰り返したりの練習帳になっていました。左手の小指から始動するA,S,D,F も繰り返しやらされました。右手も同じようなやり方で覚え、3日間の講習で、タッチタイピング(touch typing)-- いわゆるブラインドタッチ -- をほぼ習得することができました。「キーボードは見ない」という教えのお陰で。
この無料の講習(たった3日間ではありましたが)で基礎の基礎を叩き込まれたお陰で、自己流、我流にならずに正統なやり方でタイピングをマスターできたことがとてもよかったと、のちのち感じました。お陰様で、その後約50年間タイプを操っていますが、今でも何の苦も無く自然にブラインドタッチが身についています。

「変則打法」の上野氏は、恐らく自己流、独学でキーボードに慣れ親しむうちに今の打法を自然に習得したのでしょうが、もしかして、キーボードを見ながら打つのでしょうか?もし、その指の使い方で、自己流のホームポジションを確立し、キーボードを見ずにブラインドタッチで打っているのであれば、まさに天才的です!
私は(というか正統派の人は皆)原稿があるときは、それをタイプライターの右横に置いて、その原稿だけに目をやりキーボードは一切見ずに叩きます。原稿がないときは、キーボードは一切見ずに打ち出される画面だけを見て叩きます。
Appleの a を叩くとき、自然に左手の小指が動くのがノーマルだと思います。Qとz も左小指の役割と定まっています。Appleのpのときは、当然ホームポジションに固定した右手の小指をちょっと一段上に自然に伸ばして叩くことになっています。(これらは全て無意識に指が動きます。)親指はスペースバー (space keyとも言う)を叩くように決まっています。(注:欧文では単語間に必ずスペースを入れるから、その使用頻度が極めて高いため、左右いずれの親指でも押しやすいように幅が広い。それ以外のキーを人差し指から小指に割り当て、スペースキーのみは親指で、しかも左右どちらを使っても構わないとして特別扱いである。)

しかしながら、上野氏が小指を使わずにタイプを打てるというのも、何と申しましょうか、、、特技というか、、、便利なときもあるでしょう。
例えば、佐々木氏のようにムカデに小指を咬まれて腫れあがっても、又は前の晩に彼女に思い切り小指を噛まれて痛くても、或いは、ヤクザにからまれて「落とし前をつけてもらおうじゃね~か。」とスゴまれたとき、チョンと小指をちょん切って、それでも翌日から何食わぬ顔でタイプライターを自然に叩けるというメリットがあるわけですね。何事にもメリットはあるものですね。
 
 

補足と質問

 投稿者:上野俊彦  投稿日:2017年 6月19日(月)21時17分16秒
返信・引用
  佐々木氏の投稿に関して若干の説明を補足いたします。
まず、なぜ10ドル札が2枚でなくてはいけないのかについて。
アメリカのパトカーには必ず2人の警官がコンビになって乗っています。一人が職務質問している間、もう一人はパトカーに残って見守っています。これは映画でもお馴染みだと思いますが、理由は一人だと怖いから、と相互監視するためです。そこで例えば20ドル札を一枚渡したとすればどうでしょう。一枚の20ドル札を半分に切るわけにもいきませんし両替に行くのも手間ですから困ります。そんな事情も考えて2人の警官がすぐに半分ずつポケットに入れられるように便宜を図っているのです。この辺はアメリカ人も結構気配りをしているのです。警官への”おもてなし”です。一人頭の賄賂は10ドルが相場です。まさか100ドル札を出して80ドルの釣りを要求している暇もないので必ず10ドル札2枚用意しておく、というのが習慣となっているのです。

もう一つ。
佐々木氏はタイプを打つのに小指を使うのですか? 一体どんな打ち方をしているのですか?
私はほぼ人差し指と中指、たまに薬指を使うだけで親指や小指は使いません。
でもスピードはかなり速いと自負しております。
 

小指も大事

 投稿者:佐々木公一  投稿日:2017年 6月19日(月)18時03分29秒
返信・引用
  先ほど四か五の警官について投稿いたしましたが、このタイプ打ちにはとても苦労しました。今も苦労しています。今朝近所の喫茶店へ家内とモーニングをいただきに出かけ、機嫌よく家に戻り少し暑い中庭仕事をしようと作業用手袋に手を入れた瞬間、小指の先に激痛。てっきり蜂に刺されたと思ったのですが正体は10センチほどのムカデでした。お湯で洗い近くの医院に出かけました。医院につくころにはジンジンとした痛みが指から脇の下に移り、待っている間に肘の内側がチクチクし赤く変色。受付の人に事態の変化を訴え順番待ちを飛ばして即医師の診断を受ける。血圧は正常値、心拍数上がっている??内科の医師でムカデの毒はわからないということですぐ隣にある病院の外科医師に連絡、紹介状を貰って病院へ。診断結果、この程度の毒では死なないといわれ、小指に塗り薬をつけてもらい指が二倍ほどの大きさになるまで包帯でぐるぐる巻き。タイプ打ちに苦労している原因です。各種薬を四種類処方されて戻ってきました。庭仕事にはくれぐれも気をつけましょう。  

四か五の警官

 投稿者:佐々木公一  投稿日:2017年 6月19日(月)15時00分21秒
返信・引用
  下城さんの四か五の思い出から、40年ほど前シカゴ赴任時に一年先輩が教えてくれたことを思い出しました。財布には必ず10ドル札2枚入れておくこと。この先輩がある晩市内の交差点で赤信号時に右折しました。但し赤信号時右折許可のマークはない交差点でした。右折直後後ろからランプを点滅したパトカーが急迫、停止を命じられました。先輩はあ~あやっちゃったと思いながらも脱出策を思いめぐらしました。事前に財布をだして両手をハンドルの上にのせて待ちました。警官が丁寧に免許証と車検証を見せるように言ったので、免許証を財布から取り出しその下に10ドル札2枚がくっついたような感じで渡したそうです。警官はニヤッと笑って彼だけに見える角度で後ろを指さし、「今日は見張りが来ている。お札は戻しておけ。」ライトを点滅しているパトカーの後ろにもう一台パトカーがあったそうです。信号無視の切符を切られておしまい。但し今これをやると間違いなく公務執行妨害、公務員買収行為で即逮捕となるでしょうから間違っても試してはいけません。ちなみにこの先輩はこの時から20年後に某電器会社のアメリカ事業CEOとなっています。  

シカゴの隣町

 投稿者:下城 雄三  投稿日:2017年 6月18日(日)17時34分13秒
返信・引用
  上野氏の(友人)のDUIの長編ドキュメンタリーは凄い迫力でした。高名な弁護士の
狡猾というか優秀さというか、彼を利用した上野氏(友人)の金の使い方を知っている
賢さには驚くばかりです。その弁護士の顔を見てみたいですね。友人のほうは結構です。
 これを機に交通裁判所の経験談が佐々木氏と高辻両氏から披露されました。皆さん
米国滞在中に立派な経験をしてますねぇ。佐々木氏がNot guiltyを勝ち取ったこと、
高辻氏に至っては積極的に裁判所に乗り込んで行って「I was doing」を使ってやるぞ!と
岩田一男さんが泣いて喜びそうなエピソードを実現したのだから、偉い!
多くのビジネスマンが米国で仕事をしていたでしょうが、こういう勇敢な生き方を経験した
人はそれほど多くはないと思います。流石立教ESS出身者の英語力はハンパネェ!
 上野氏のエピソードを読んだ私は「シカゴ市内では有罪にならないことが隣の町の
エヴァンストン市では有罪になることもあります」の部分に25年前を思い出しました。
当時シカゴ便乗務ではシカゴ市内でなく隣の町エヴァンストンに宿泊していました。
OMNI ORRINTON という小さなホテルに二泊していました。ネットで調べたら今では
HILTONに買収されたようで当時の面影は見られません。OMNIの頃は朝食でホテル内の
レストランに行くと、隣にあるNorthwestern大学の学生が田舎から出て来て此処に
泊まったであろう両親と楽しそうに朝食を食べている微笑ましい姿をよく見かけました。
 私はこのNorthwestern大学の広~い構内を散歩するのがシカゴ便滞在時の定番でした。
素晴らしいキャンパスで、池袋の我が母校よりちょっと広いかな?なんて感じてました。
皆さんと違って、私が上野氏のエピソードから思い出したのはこの程度ですが良い想い出です。
 あの頃、シカゴ便にはよく乗務しました。記憶では4~5回だったかな?と記録を調べたら
エヴァンストンに泊まったのは4回で、5回目以降はシカゴ市内の日航ホテルに移りました。
4~5回だったかな?との記憶は正解でした。何せ場所がシカゴですから、最初から
4(シ)か5(ゴ)かなと思ってましたからね。 お後がよろしいようで......。
 

私の体験談 ---- 判決!

 投稿者:高辻清長  投稿日:2017年 6月16日(金)22時09分8秒
返信・引用
  シカゴでの上野氏の、じゃなくて上野氏の“友人”の勇猛な体験談にはドラマを観ているようなスリルと感動?すら覚えましたし、また、佐々木氏が南CAの交通裁判所で、相手方の警官が“休場”のため相撲で言えば「不戦勝」でみごと?に“Not guilty”を勝ち取った成功談も滑稽であり興味深く読ませていただきました。佐々木氏の話を読んでいて私自身の体験談を思い出しましたので、披露させていただきます。

これは私の友人の話ではなく、本当に私自身が体験した話です。
30代の前半、5年近くロサンゼルスに駐在しましたが、駐在期間の前半の2~3年は、やや緊張感もあったせいか車の運転関係で交通違反チケットをもらったり、ましてや上野氏のように、じゃなくて上野氏の友人のように3回も拘置所で夜を明かしたということなど一切なく、優良ドライバーの実績を保っていました。しかし、駐在期間の後半になり、気も緩んできたせいか、主にスピード違反でありますが、時々警官からチケットをもらうこともありました。スピード違反と言っても、ほんのちょっと一瞬だけ制限時速を上回ったくらいで、陰に隠れていたパトカーの職務点数稼ぎの犠牲になったことがしばしばで、腹も立ちましたが、面倒なので、チケットをもらったらさっさとペナルティ額のチェックを切って、郵送して片づけていました。
しかしながら、もう帰国も近づいていたある日、こういうことがありました。

土曜日の早朝にゴルフに行くために、近所に住んでいる仕事関係の日本人のある知人を隣に乗せて、ガラガラに空いているフリーウェイを走っていました。
(注:カリフォルニアの法規では、制限時速は55マイル、すなわち日本式に言うと88キロメートルです。しかし、55マイルをきちんと守って運転している人は殆どなく、フリーウェイでは、60マイル(96キロ)くらいで走るのが常識になっていました。逆にあまりノロノロと走っていると後ろの車から警笛を鳴らされます。これは日本でも同じことでしょうが。)
その時、私は60マイルくらいで、空いたフリーウェーをすいすいと走っていましたが、何かの拍子に一時的に62~3マイルまでスピードを上げました。その時です。隣の知人と話していて気が付かなかったのですが、バックミラーを見ると、どこからともなく現れた白バイが一台私の車の後ろについていました。停車しろという指示が出され、やむを得ず、フリーウェイの端に車を止め、近づいてきた警官からスピード違反チケットをもらう破目になりました。こちらが何か質問、反論しようとすると、そういう時の警官の常套句ですが、「何か反論があれば、交通裁判所で主張しろ!」と無慈悲にチケットを渡して立ち去って行きました。いつもなら、このあと、さっさとチェックを切って郵送してそれで終わりにするのですが、ここでふと思いました。「あんなに空いた早朝のフリーウェイで、70マイルくらいでぶっ飛ばしている車も何台かいるのに、私がたまたま60マイルをちょっと超えただけで、警官の点数稼ぎのために捕まるなんて面白くない。ここは一つ交通裁判所に出向い争ってやろう。」と。本当は、アメリカ駐在中に一度でいいから交通裁判なるものを経験してみたいし、それをのちのちの話のネタにしたい、という密かな好奇心と願望があったのです。

そして、大いなる好奇心を持って、佐々木氏と同様に、カリフォルニアの交通裁判所に出廷しました。確か、LA内の比較的近くにあったと記憶しています。
裁判所に行ってみると、奥に裁判長のようなおじさんが偉そうに座っていて、そこに至るまでに立ったままの人の長い行列が出来ていました。その列の一番後ろに並んで順番が来るのを待っていました。列が長い割には進み方が速く、裁判長と各容疑者?とのやりとりはとても短く、長い列はみるみる内に短くなっていきました。そして私が一番先頭になり、私の番が来ました。
裁判長が無表情な顔で私に向って言いました。「You were driving at the rate of sixty-five miles an hour.」(正確な英語はよく覚えていませんが、こんな感じの英語でした。)そこで私は思いました。Sixty-five miles ??それはおかしい。どうみても一瞬だけ60を超えてせいぜい62~3マイルだった筈だ。といって、制限速度内の「55マイル」と主張するのもちょっと欺瞞的だし、明らかにウソをつくことになる。では、制限速度の55マイルを超えていた事は認めるが、65マイルなんて出していない、60マイルだ。と、ちょっとサバを読んで主張しようという作戦にしました。そして私は、「No !  I was doing only 60 miles !」と言いました。(注:この “ I was doing ~“は、学生時代に読んだ岩田一男著の「英語らしい表現400」で覚えた表現を使ってみたものです。)すると、裁判長は、「No, sixty-five !」と叫びました。私は負けずに大きな声で「No, sixty !」と叫び返しました。そのやりとりが2~3度繰り返されたあと、裁判長は、例の小槌のようなもの(英語では、gavelとかjudge gavelと言うそうです。)をトン!と叩いて、「OK, then, sixty-two !」と叫びました。(要するに、65マイルと60マイルの真ん中辺りをとって62マイルにしよう、ということのようでした。)それが判決!でした。そして、「はい、次!」と私のあとに並んでいる次の容疑者に呼びかけ、私の出番はこれで終わり!
でも、交通裁判所に出廷せず、ただ黙ってチケットを切っていれば、65マイル分の罰金を支払わされたところを62マイル分の罰金で済んだわけです。具体的にいくら得したかの金額は忘れましたが、「ま、少し節約したから、これでええっか。しかし、アメリカの(カリフォルニアの)交通裁判ってこんなもんかよ。」と思いながら裁判所をあとにしました。世の中、こんなもんです。ま、おかげで、こうして“話のネタ”として今使っているわけです。
 

DUI (補足)

 投稿者:上野俊彦  投稿日:2017年 6月14日(水)12時08分17秒
返信・引用
  DUIの名称や規定はアメリカの場合、州あるいは行政区画によって様々に異なり、シカゴ市内では有罪にならないことが隣の町のエヴァンストン市では有罪になることもあります。
例えば酔っ払ってバーの駐車場に停めた自分の車に乗り込みエンジンを掛けようとしたが酔いが廻り過ぎていてなかなかキーがキーホールに入らずもたもたしているところを巡回中の警官に見つかったとしましょう。エヴァンストン市ではDUIと見做されて逮捕されるがシカゴ市内では逮捕されない、という違いが生じかねないということです。なぜ逮捕されない(警官からすれば逮捕できない)かといえば運転者は車を動かしていないのでいわゆる“moving violation(運転中の違反)”にならないのです。逮捕できると規定している行政区画の場合はこの解釈が異なり“車は運転者のコントロール下にあった”のですでに運転中と見做すのです。
どうです?交通違反一つにしても実に奥が深いでしょう。件の私の友人も“交通違反の研究を続けているとわくわくしてくる”と申しておりました。
 

Erratically

 投稿者:佐々木公一  投稿日:2017年 6月13日(火)18時45分9秒
返信・引用
  親しい友人のDUIによる逮捕劇の赤裸々な告白、映画を見ている雰囲気で読ませていただきました。裁判所での判事、検察、弁護士が判事室に籠って取引を成立させる件(くだり)は傑作です。

読みながら私自身のある夏の暑い日に南CAの地方交通裁判所に出向き、駐車違反嫌疑に対しNot guiltyを勝ち取った時のことを思い出していました。裁判所に指定された時間に出向き、自分の名前が呼ばれる順番を待ち、裁判官の問い合わせに対し、Not Guiltyを主張。一通りこちらの言い分を聞いた後裁判官が、駐車違反切符を切った警官はどこにいると質問。書記官が順番待ちをしているたくさんの人の顔を眺め、おまわりさん、来ていますか?と質問。返事がない事を確認。裁判長より、Not guilty。ハイ次の人、でおしまい。その日は裁判の進め方、罪状に対して容疑者がする言い訳がハチャメチャで面白かったので昼までの半日裁判所で過ごしました。

ところでDUIですが、私は単純に Driving Under the Influence.だけで Of以下はつけない使い方と理解しています。理由は貴兄の友人が言う通りアルコールかも、またはドラッグかもわかりませんが何らかの影響下ということで、限定しない表現だと。

Tiger Woodsのわびしい顔添付しました。

http://nypost.com/2017/05/29/tiger-woods-arrested-for-dui-in-florida/

 

私の友人が・・・

 投稿者:高辻清長  投稿日:2017年 6月 5日(月)11時26分1秒
返信・引用
  自分の友人から聞いた体験談を、あたかも自分自身が体験したかのように詳細に正確に臨場感を持って第三者に伝えられる抜群の記憶力と表現力を持っている上野氏に脱帽です! さすが物書きだけあって、素晴らしい才能を備えていますね。
ただ、「自分が体験したことをそのまま公に伝えるのが恥ずかしかったり、照れくさかったりする場合、人はよく“私の友人が・・・”という表現を使うそうです。」・・・と、私の友人が言っていました。
(注:これはあくまでも私の友人が言った言葉です。念のため。)
 

DUI (Driving Under the Influence of intoxication)

 投稿者:上野俊彦  投稿日:2017年 6月 4日(日)19時55分21秒
返信・引用 編集済
   タイガー・ウッズが「アルコールまたは薬物影響下で運転し逮捕」という報が流れた。
この“アルコールまたは薬物影響下での運転”というのはアメリカでは非常に一般的な表現で通常は“DUI”と呼ばれている。Driving under the influence of intoxicationの略だが、なぜdrinkingではなくintoxication(酩酊)かというとアルコールのほかに薬物も含むからである。
 アメリカでは日本のように普通に走行しているのにいきなりネズミ捕りで検問されることはない。昔はあったのだが何も違反を犯していないドライバーを無差別に検問するのは人権を侵害すると主張する者が出て裁判で争われた結果、ネズミ捕り方式は違憲だとする判決が最高裁で下されたからである。続報によればタイガーも蛇行運転を繰り返していたためパトカーに止められたようである。
 この記事を読んで、かつて私の親しい友人がアメリカのシカゴでやはりDUIで警察に捕まったことがあるのを思い出した。彼の場合も飲酒の上、蛇行運転していたためパトカーに停止を命じられたそうだ。本人は酒を飲んで気持ちよく深夜の道路を右へ左へとハンドルを切りながら優雅に運転していただけなのだが警官の目には蛇行運転に見えたのだろうと本人は主張している。そのような主張が通るわけもなく車を下ろされ白線の上を真っすぐ歩いてみろと言われた彼は「これを歩けるぐらいならわざわざ車で帰るか」と意味不明な言動を取ったところ即座に後ろ手錠を掛けられパトカーの後部座席に押し込まれた。アメリカではいかなる場合も手錠は後ろ手に掛けられる。拳銃を所持している輩が多いので隠し持った拳銃の使用から警官自らを防御するためであろう。酔っ払って気持ちよく運転していたところをいきなり止められパトカーに押し込まれた彼は“Racial discrimination!“(人種差別だ!)などと抗議したそうだがそのまま警察署に連れて行かれ拘置所で一夜を明かすことになった。途中から大人しくなったのは暴れて後ろ手に掛けられた手錠をガチャガチャと動かすと手錠の内側は波状になっていて次第に手首に食い込んでくるので終いには痛さに耐えられなくなって誰でも大人しくなるのだそうだ。友人はそのまま拘置所で一夜を明かし酔いも醒めたところで一泊の礼を言って拘置所から会社へ出勤したそうである。彼の車は別の警官が現場から運転してきてくれて警察署の駐車場に停められていたから酔いさえ醒めれば運転して帰れるのである。免許証は一旦没収されるが代わりの証明書(免許証預り証のようなもの)をくれるので運転に支障はない。
 こういう運転中の交通違反(英語ではmoving violationと呼ばれ駐車違反などよりは重い罪が科される)をすると必ず後日開かれる交通裁判に出頭しなければならない。出頭すると冒頭に罪状認否が行われる。「あなたは何時いつにこういう交通違反を犯しました。認めますか」と聞かれるのである。これに対しては“Guilty(有罪)”または“Not guilty(無罪)”で答える。ここで“Guilty”と答えて罪を認めてしまえば後は簡単で、所定の罰金を払えばそのまま公判は終わり免許証も返却される。ただし、条件が付く場合があり罰金支払い後に警察の主催する「飲酒運転に関する講習会」へ3回ほどの出席を義務付けられることもある。仕事の後、夜間に講習会場に出向き飲酒が身体に及ぼす影響などの講習を受けるのである。アルコールが身体に入ると肝臓で分解されて酢酸とアセトアルデヒドに分解され最終的には水と炭酸ガスになって体外に排出されるがその間に脳細胞には斯く斯くしかじかの影響がある、というようなことを一回一時間ぐらい3回にもわたって聞かされるのだ。私の友人は今でもそのアルコール分解の過程を英語で諳んじられるという。このことが何の役に立つのかは分からないが。
 ところが、この友人は何とシカゴに滞在中に3度も同じ違反で捕まり3度拘置所に入ったそうなのだ。2度までは同じ過程を通って同じ講習を受けて何とか免許証も返してもらったが3度目はさすがに今度はダメかと思ったそうだ。それでも友人は「三度目の正直」よりは「二度あることは三度ある」の格言を信じるタイプなので3度目もシカゴで交通裁判専門で最も名高い弁護士を雇い裁判で戦った。話を聞けば誰でも飲酒運転は逃れようのない事実なのに、だ。
 逮捕されたその夜は友人宅で散々飲んでいたらしい。午前二時頃まで飲んだ挙句、自分で車を運転して30分ほど離れた自分のアパートに帰る途中のことである。当然タイガー・ウッズと同じように蛇行運転することになる。その時警官の乗った車がずっと後を付けているのはもちろん知る由もない。また、都合の悪いことに友人のアパートは警察署に隣接していて駐車場に入れて車から降りた途端、近づいてきた私服の警官に身柄を拘束されアパートに隣接する警察署に連れて行かれた。最初は私服だったので誰かも分からず抵抗しようとしたが警察官のバッジを見せられ観念して付き従ったようである。署内で所定のアルコール検査を受けたところもちろん基準値を上回るアルコール濃度が検出された。そして後日の交通裁判を待つことになった。その裁判はほぼ半年続くことになった。数回目の裁判で判事は弁護士と検事を呼んで裁判所の奥にある別室に入った。友人本人は知らなかったようだが奥の別室では非公開で取引が行われていたようである。その日はそのまま次回の公判日程を示されて帰ったが次の公判には原告側(捕まえた警官)は裁判所に姿を見せることもなく裁判を放棄し、裁判官から最終判決が言い渡された。判決は“被告を無罪とする”であった。要するに酔っ払い運転したのにも関わらず何の罪に問われることもなく無罪になったのである。被告が最後に裁判官から言われたのは、これからは酒を飲んで運転するようなことはせず十分注意をして運転するように、であった。
 ではなぜこの友人は無罪になったのか。
ここがさすがに高名な弁護士である。この裁判は正面から戦ったのでは絶対に勝ち目はないと思い検挙された時の状況を徹底的に調べたそうである。そして判明したのが逮捕した時の警察官の勤務状況である。この警官は当日は夜勤のシフトで警察署に出勤するため勤務場所である私の友人の済むアパートの隣の警察署に私服で向かっていたのである。たまたま前を走行する私の友人の車があまりにもひどい蛇行運転をしているのを見て後を付けていると何と自分の勤務する警察署に隣接する駐車場に入るではないか。正義感の強いその警官は私服のまま友人に近づき前述のような経過を辿ったわけである。
 つまり、ポイントは友人を逮捕した時はまだ任務に就く前の状態で勤務時間外であったことだ。友人の弁護士はこの点を突いたのである。この警官の正義感の強さは認めるが残念ながらこの逮捕は違法である。勤務時間外であり、しかも蛇行運転する友人の車の追跡を始めたのはその警官の勤務する警察署の管轄外である。よって、友人を逮捕したことは権限を逸脱した行為であり検挙自体が無効である、と。
 さすがに高い弁護料を請求する弁護士だけはある。この主張には裁判官も認めざるを得ず、非番の(off duty)の警察官による逮捕、飲酒検査などの行為自体がすべて無効となり無罪放免にするしかなかったのだ。
 こうして日本円にして数十万円の弁士費用は掛かったものの友人は晴れて無罪となり一セントの罰金さえも科されることがなかった。
 彼を捕まえた正義感の強い警官はさぞ悔しい思いをしたであろう。これに懲りずにその後立派な警官として定年まで勤め上げたことを切に願うまでである。

(注: これはあくまでも私の友人の話です。この友人もさすがにこれに懲りたのか日本に帰ってからは飲酒運転などは二度とすることもなく模範的な優良ドライバーとなり、善良な日本国民として人生を歩んでいます)

 

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